アンという名の少女！１話のあらすじとみどころ・感想

グリーン・ゲイブルズの未婚の兄妹、マシューとマリラは、農場の仕事を手伝わせるために男手が必要だと考え、孤児院から養子を迎えることにした。

マシューが駅に迎えに向かって着いたら、待っていたのは好奇心旺盛で想像力の逞しいおしゃべりな13歳の女の子だった。

手違いにより男の子でなく、痩せっぽっちで赤毛の女の子の孤児アン・シャーリーが送られてきたのだ。

追い返すわけにもいかず、とりあえず連れ帰ることにしたマシューに対して、家路に向かう間中おしゃべりするアン。

馬車の馬に名前を付け、美しい風景に感嘆して”大げさな”表現でおしゃべりを続けた。

マシューはアンが気に入り、つられて重い口を開く。

アンは以前、里子にだされた子だくさんの一家で辛い生活を送り、主が死んだことで孤児院に戻されたのだった。

身の上話も聞いてすっかりアンが気に入るマシュー。

ところが、家で兄マシューの帰りを待っていたマリラは、連れ帰った女の子をみて驚いてしまう。

名前を聞いても悲劇的な名前を口にし、本当の名前は「アンだけど、平凡だから最後に“E”を付けて呼んで」とあきれた返答。

「男の子と同じ仕事をするから」とアンの懇願とマシューのとりなしにも、耳は貸すことがなかったマリラだった。

翌朝、口利きのスペンサーのところに連れていく途中でも、マリラ相手におしゃべりがやまないアン。

うるさがっていたマリラもおしゃべりに付き合い、里親に出された先や孤児院での辛い身の上話を聞く。

途中、トラブルで馬車から落ちるが、冷静な態度のアンをちょっぴり見直す。

スペンサーは、近所の子だくさんの家にアンを引き渡そうとするが、アンが可愛そうになったマリラは、1週間様子を見ることに・・。