アンは自分が育った孤児院を訪問し、実の両親についてたずねる。
メアリーの息子イライジャが帰郷し、レイチェルはステイシー先生の恋人探しに精を出す。
アンという名の少女3!第2話のあらすじ
アンという名の少女3!第2話のみどころ
アンは、美術学校に通い始めたコールと再会。
アヴォンリーにいた頃とは違い、友達もできて楽しそです。
そして、コールとともに孤児院を訪れます。
孤児院の寮長の部屋へ行くと、妻を亡くした父親が子供2人を預けるところでした。
「両親は死んだと伝えますか?」と寮長に聞かれ、「そうしてください」と答える父親。
その会話を聞いて、不安に陥るアン。
孤児院に両親の記録は残っておらず、「両親は病死した」という事実すら信じられなくなってしまいます。
「毎日ずっとここにいて、でたらめな想像ばかりしてたせいで今はもう何が事実かわからない。どこまでが本当なのかな。両親は死んでなくて、私を捨てただけかも。一緒に暮らしたくなくて……」
両親に愛されていたと思い込んでいたけれど、それも自分で想像した物語だったのかもしれない、と絶望するアン。
コールは「想像力がこの場所から君を救ったんだ」と励まします。
「君は人の心に寄り添える。それに誰より広い心を持っている。勝手だけど、僕は過去の君に感謝してる。そのおかげで君は僕を理解し、受け入れてくれた。僕を救ってくれたんだ」と話す。
2人が孤児院を出ようとした時、かつてアンをいじめていた女の子に遭遇。
彼女は誰にも引き取られず、成長して孤児院で働いていました。
アンはたまたま(それも手違いで)カスバート家にもらわれたけど、そうでなければ彼女と同じ立場になっていたかもしれません。
帰宅したアンは、マシューとマリラに「記録はなかった」と報告。
病死したかどうか教会で確かめるため、もう一度ノヴァスコシアへ行きたいと伝えます。
2人の前では平然としていたアンも、自分の部屋でひとりきりになると感情があふれ出し、「母親に愛されていたかどうか確かめるまで、この虚しい気持ちはおさまりません」と泣きながら神様に訴えていました。
その言葉を廊下で立ち聞きしてしまったマリラは、刺繍をした小さい枕を渡そうとしていました。
マリラの「アンを手放したくない」と思う切実な気持ちが伝わってきます。
翌朝、アンが書いたミクマク族の記事を読んだマリラは激怒し、罰としてノヴァスコシアへ行くことを禁じます。
完全に、アンに対する愛情と不安をこじらせてしまったマリラ。
どうしてこんな仕打ちをするの、と問うアンに「愛しているからです!」とヒステリックに叫ぶけれど、愛情が伝わることはないようです。
マリラが抱える不安など知りようもないアンは、理不尽な怒りをぶつけられて傷つき、マリラへの信頼が揺らぎ始めます。
ブライス家で幸せに暮らすバッシュとメアリー夫妻にも変化がありました。
ボグ地区にいたメアリーの息子イライジャが訪ねてきたのです。
互いに再会を喜びますが、夫婦に子供が産まれていたことや、恵まれた環境で暮らす幸せそうな家族を見て、イライジャは嫉妬と疎外感を募らせていきます。
自分は望まれて生まれた子供じゃなかった、とメアリーを罵るイライジャ。
メアリーは、イライジャの複雑な気持ちを理解していました。
「生んだときからあの子が苦労することはわかっていた。だから誓ったの。あの子にたっぷり愛情を注いで、守ってあげようって」
けれどメアリーの思いは届かず、イライジャは部屋にあったギルバートの父親の私物を盗んで姿を消してしまいました。
ギルバートは、同じ病院で働く受付のウィニフレッド嬢を誘い、初デートに漕ぎつけます。
アンという名の少女3!第2話の感想
『アンという名の少女3』あらすじとみどころ









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