2021年1月27日のあさイチでは、ファシアゆるゆる体操とケアが放送され、実際に試した方は「長年悩まされた肩こりがよくなった!」
「”つまんでゆらゆら”するだけで効果テキメン!」など大きな反響を呼んでいるそうです。
そこで、お家で簡単にできるファシアゆるゆる体操とケアのやり方、ストレッチを紹介します。
ファシアとは?
ファシアとは、私たちの体の臓器や骨、血管、そして筋肉などをくまなく覆う「ゆるゆるな組織」のこと。
実は近年の研究で、このファシアこそが体を滑らかに動かすうえで重要な役割を果たしていることがわかってきました。
本来、コラーゲンを多く含むファシアは「ゆるゆる」。
しかし体を動かさなかったり、ストレスが原因で引き起される血行不良や運動不足などでファシアはむくみ、筋肉を圧迫してコリや痛みの原因になっています。
特に肩甲骨につながる筋肉のファシアは「ゆるさ」が失われて癒着しやすいため、頑固な肩こりに悩まされている人が多いのです。
肩がこると、もんだり、たたいたりしがちですが、逆に筋肉を覆うファシアを傷つけ、傷ついたファシアは再生する際にしこりのようにどんどん硬くなり、肩こりはますますひどくなることに……。
頭痛や不眠、冷え性といった体の不調や、おなかポッコリといったスタイルの悩みなども、肩こりが原因になっているケースは珍しくありません。
多くの不調の原因ともいえる肩こりを治すには「肩甲骨につながる筋肉のファシアを本来のゆるさに戻すこと」。これに尽きます。
そして、それを可能にするのが、「ファシアゆるゆる体操」です。
ファシアゆるゆる体操!
体操自体はとても簡単! 毎日たった30秒、座ったままでできて、道具も必要ありません。
マッサージに行かなくてもコリを感じない、快適な体を手に入れましょう!
1.まずは、背筋を伸ばして両手を鎖骨の前にセットします。
2.両肘は肩よりやや上にあげ、5秒かけて前から後ろの方へ向かって引っ張ります。
3.そのまま、肘を下げます。
4.この動作を、5回繰り返します。
肩がこった時、両肩をグルグル回したりすることもあると思いますが、イメージとしては、これをゆっくりしっかり行うような感じです。
肩甲骨を寄せるイメージで、出来るだけ引っ張るのがコツだそう。
後ろに引いた時に肘が下がってしまいがちですが、出来るだけ肘の高さはキープして頑張るようにしましょう。
これをたった5回繰り返すだけで体操の前後の姿勢が激変。
猫背・ポッコリお腹・垂れたお尻を改善できます。
痛みがあるところは、ゆるゆる体操に加えてやさしく簡単マッサージ。
もまずにコリを「押し流す」ことが肝心。力はいれなくて大丈夫。
遠藤先生によると肩周りのファシアを動かした事でそれが背骨のファシアに伝わって姿勢が良くなったのではないかというコメント。
肩甲骨を大きく後ろへ動かすと菱形筋のファシアが動きますが、すると背骨(椎骨)にも刺激が伝わって背中が柔らかくなり、背骨が本来あるべき位置に自然と動くという原理です。
ファシア・ストレッチ
「ダイエットしているのに、お腹がぽっこりしている」
「肩こり、腰痛などの不調で、不健康に見られる」
「ねこ背、ストレートネックで、老けた姿になってる」
そんな悩みのあれこれは、実はファシアが原因かも?
ファシアの主な特徴は2つ。
1動かさないと硬くなる
2動かすとやわらかくなる
つまり、動かないでいると体のあちこちに不調をきたして、動いていると美姿勢で若々しい体になるのです。
毎日運動はしんどい!
1日2回、1分のストレッチをすればファシアはほぐれます
どこをどう動かせばいいの?
肩甲骨と骨盤のファシアを意識して、腕と足をグルグル動かすだけでいいのです。
実際に効果はあるの?
モニターに実践して頂いたところ、ストレッチだけなのに見違えるほど効果がありました!
NHK「あさイチ」で話題の「ファシア」は、筋肉や骨、神経や臓器などをおおい、人体最大の組織といわれ注目されています。
そのファシアをほぐして、体も心も整うストレッチを紹介。
他にも、「どんな効果があるのか」「筋膜とどう違うのか」「ファシアの細かいところが知りたい」など、掲載されています。
まとめ
ファシアは、実際の治療の現場でも注目を集めるようになっていて、肩コリや腰痛などの改善のために「ハイドロリリース」という治療法も取り入れられているそうです。
肩こり・腰痛・猫背で悩んでいる方は多いはず。
実は私もその一人です。
お家で簡単にできる、ファシアゆるゆる体操のやり方から、まずは一緒にはじめてみませんか?
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