たった60秒で消える超簡単!足の臭い対策はお風呂で○○するだけ?
他人の家の中に招かれた時や、飲み会などで居酒屋のお座敷に上がる時など、外出先で靴を脱ぐ期会が度々あります。
そんな時、一番気になるのが「足の臭い」ではないでしょうか?
自分の体臭には、なかなか気付かないものですが、もしかして「足がくさい?」と、自分でも気になりだしたら要注意!です。
納豆のような鼻につく強烈な臭いは、他人にとっては苦痛のなにものでもありません。
毎日お風呂に入って足も洗っているんだけど・・・「何故臭いんだろう?」
「そういう体質だから、しょうがないのかなぁ?」
そう思っているあなたに、臭いの原因とお風呂でたった60秒○○するだけ、即効性のある足の臭い対策!をご紹介します。
とにかく超簡単に消えてしまう方法ですから、足を洗っても臭いが取れないというあなたは、是非試してみてください。
ご用意するものは軽石か足用のヤスリと、ブラシもあればなお良いです。
お風呂から上がったら、「足の臭いがしない!」という、自宅で今日から出来る改善方法です。
そもそも足が臭くなる原因って何なの?
そもそも足が臭くなるのはどうしてでしょうか?
足の臭い対策をする前に、臭くなる原因から探っていきましょう!
足にかく汗が根本的な原因ではなかった?
人間の足の裏では平均して、一日約コップ一杯(約200㏄)分の汗をかくと言われています。
ですから、みなさんの多くが誤解してしまうのが、足の裏にかく汗が原因で、あの強烈な匂いが発生すると思っていることです。
実は、人間の汗腺には「アポクリン腺」「エクリン腺」という2つがあります。
「アポクリン腺」は、ワキの下や乳輪、陰部などにある汗腺です。
成分は、アンモニア・脂肪酸・中性脂肪などがほとんどで、臭いの原因になる物質が分泌されます。
一方の「エクリン腺」は、足の裏に集中している汗腺です。
成分は、99%が水分、残り1%は塩分とカリウムで、臭いの原因になる物質はほとんど分泌されません。
つまり臭いの原因、元となっているのは汗そのものではないということです。
足の表皮に潜んでいる菌や微生物!
足の臭いが汗でないとしたら、「いったい何が原因なの?」ですが、答えを切り出す前に、足の表皮に潜む菌についてもう少しおつき合いください。
人間の皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層で作られています。
新しい細胞が皮下組織で作られることによって、古くなった表皮は垢となり、入浴のときなどにはがれ落ちます。
こうした約28日間のサイクルで皮膚の代謝が行われ、新しく表皮が生まれ変わっています。
そして足の表皮には肌を弱酸性に保ってくれる、ブドウ球菌やバクテリアといった微生物が潜んでいます。
ブドウ球菌やバクテリアは、適度な数であれば外部の菌から皮膚を守り、足の状態をほどよく守ってくれます。
しかし、表皮の死んだ細胞がはがれ落ちないまま、角質となって蓄積している場合があります。
細菌が繁殖しやすい環境を作っている?
足の皮膚に潜むバクテリアなどの細菌は、高温で湿った場所を好み、「温度15℃以上、湿度70%以上」になると活発に活動し始め、増殖していきます。
つまり、靴を履いている足の裏は汗もかきやすく、まさに細菌やバクテリアが繁殖しやすい格好の条件となるわけです。
足の臭いの元はイソ吉草酸が原因だった!
繁殖しすぎた細菌は、汗や蓄積した角質をエサとして摂取し、分泌物を分解していきます。
その際に「イソ吉草酸」という、納豆の臭いにも含まれるアルカリ性物質を発生することで、足が臭くなるのです。
だから納豆に似た臭いがするんですね。
洗っても臭いが取れない訳とは?
お風呂に入って、足の指の隙間なども洗っているんだけど、足が臭うという方は多いようです。
その理由は、足の臭いの元が汚れではなく細菌だからです。
石けんで汚れは落とせても、細菌まで落とすことは難しく、その為足の臭いがいつまで経っても残るという状態です。
たった60秒でできる足の臭いを消す方法!
お待たせしました。
それでは、お風呂で超簡単!たった60秒で足の臭いを消す方法をご紹介していきます。
足が臭うと感じる皆さんの多くは、多汗症といった体質ではなく、雑菌や古い皮脂・角質などを、きちんと洗った他に、落とせていないところに原因があるのです。
ですからまずは、足の洗い方を十分におこなうようにしましょう!
1.普通にお風呂に入るように、湯船に最低でも3分以上浸かって、足の裏にも十分に水分を吸わせましょう。
足だけを洗う場合は、洗面器にお湯を張って、3分以上浸かってください。
2.上から順番に洗いたいという方は、いつも通り頭をシャンプーで、体は石鹸で洗って最後に足を洗うようにしても構いません。
重要なのは足の裏を洗うときですが、ボディソープなどの保湿剤を含んだものは適しませんので、足の裏だけは固形石鹸を使うようにしてください。
3.汚れの溜まりやすい指の間と、爪の間はブラシなどを使って、いつもより念入りな気持ちでやるようにしてください。
ブラシが当初なければ、手の指で洗っても構いません。
洗い終わったら、泡をお湯で丁寧にすすぎます。
4.さてここからが、本番の「たった60秒で足の臭いを消す」方法です。
まずは軽石または足用のヤスリを用意してください。
軽石とブラシは、100円ショップなどでも簡単に手に入ります。
かかとや指の腹、付け根など、軽石で足の裏全体をやさしく擦っていきます。
この時、力強くこすりすぎると、返って表皮を傷つけて悪化させる恐れもありますから、角質が多い部分をなぞるような気持ちでやっていただければ大丈夫です。
片足で、約30秒づつやるようにしてください。
5.最後に、お湯できれいに洗い流して終わりです。
再度石鹸で洗いたいという方もいると思いますが、私が試した結果はこのままで充分でした。
浴室からでたら、清潔なタオルでしっかりと水分を拭き取ります。
いかがでしたでしょうか?試しに足の裏を手で触って、臭いを嗅いでみてください。
いつもは全然取れていなかった匂いが、気にならない程度になっているはずです。
軽石でのケアですが、臭いが気になるうちは毎回入浴時に、気にならなくなってきたら週一回程度でよいと思います。
お出かけ先でも足の臭い対策したい方!
軽石を使って、表面に出来た角質を取りのぞくだけで、足の臭いは格段に減っているはずです。
しかし、お出かけ先や仕事中がながいので、どうしても気になるという方に、追加で足の臭い対策をご紹介します!
制汗作用や殺菌作用があり、アンモニア臭を中和する働きがある、ミョウバン水をスプレーする方法ですが、安価で簡単に作ることが出来ます。
1.焼ミョウバン=50グラム(スーパーなどで100円程度で購入できます。)
2.水道水=1.5リットルのペットボトル
3.携帯できる大きさのスプレーボトル
ミョウバン原液の作り方!
1.5リットルのペットボトルに焼ミョウバン(50グラム)と水道水を入れ、よく振り混ぜます。
ミョウバンは溶けにくいので、再度振ったりして透明になるようにします。
これを「ミョウバン原液」として、冷蔵庫で保管するようにして下さい。
ミョウバン水の使い方!
冷蔵庫で保管してある「ミョウバン原液」を、約10倍に薄めてスプレーボトルに入れます。
後は気になった時にスプレーするだけで、消臭効果が期待できますから、安心してお出かけもできるようになります。
足の臭い対策その他
その他でできる足のニオイ対策として、いくつか効果の期待できるものをご紹介します。
靴下の選び方!
靴下は毎日取り替えるのは当たり前ですが、種類によって多少臭いを軽減出来たりするものです。
例えば夏用の涼しげな化学繊維の薄い靴下。
一見通気性が良いので、ムレが少なく臭いもしにくいと思われがちですが、私が試した限りでは、靴を履く場合は返って厚手の綿生地のものが良いようです。
これは、汗をかいても綿が吸ってくれるためだと思いますが、ストッキングのような生地だと、靴の中でムレて汗をかいてもそのまま菌の餌食になって、かえって臭うからだと思います。
もしサンダルばきだとしたら、薄手の生地のほうがよいと思います。
靴の乾燥!
靴はよく「親の敵」みたいに扱うな?と、冗談みたいに言われた事がありましたが、暑い日が続いてムレたまま毎日履き続けると、臭いがどうしてもこもってしまいます。
できるだけ他の靴と履き替えて、乾燥するようにしてください。
できれば3足以上を、ローテーションするといいです。
出来るだけサンダルに履き替える!
オフィス内ではよく見かけることもありますが、サンダルに履き替えて通気性を良くすることで、足の汗や蒸れを防ぐ事が出来ます。
出来るようなら、履き替えるようにしてください。
運転手だからという方は、運転席ではかかかと付きのサンダルに履き替えれば、同夜に足の臭い対策になります。
それでも足の臭い対策が上手くできないあなたに強い味方!
お風呂の湯船に浸かって3分以上、足の裏の皮膚が柔らかくなった所で、固形石鹸で足の裏全体と、足の指の間や爪の廻りはブラシで洗いましたか?
丹念に洗ったあと、軽石やヤスリを使って古い角質を落としましたか?
それでもまだ気になるというあなたに、足の臭いを元から絶つ殺菌や抗菌作用があり、原因となる角質を分解して垢になるのを防いでくれます。
まとめ
私は不動産屋で働いているとき、賃貸のアパートやマンションの、お部屋を案内する仕事をしていました。
その為、お部屋を案内する度に、靴を脱がなければいけませんでしたが、正直足の臭いが気になって、苦痛に感じることが多かったです。
そんな時あるきっかけでこの方法を知り、やってみた瞬間から足の臭いがほとんどなくなり、ホントびっくりでした。
同様の仕事をされてるかた、または同じように接客などで靴を脱ぐ期会が多く、足の臭いが気になる方は、是非試してみてください。
・固形石鹸で足の全体と、ブラシで爪廻りと足の指の付け根を、いつもより丁寧に洗う。
・お湯で石鹸を洗い流したら、後は軽石を使って全体的に、角質部分や指の付け根などは特に念入りに、あくまでも軽くなぞるように片足60秒づつこする。
・最後にお湯でスッキリと洗い流す。
あなたにも簡単にできて、面倒もほとんどないですから、続けられないということもないはずです。
いつ靴を脱ぐタイミングが来るかわかりません。
エチケットには十分気をつけたいものですね。
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