1月30日(木)放送の「バゲット」で、「肥満予防に効果的なヨーグルトの食べ方」が紹介されました。
ヨーグルトを食べると腸内環境が良くなり、美容にも良いと知られていますが、最近の研究では、肥満の原因となる血糖値の上昇を抑える効果もあることが、明らかになっています。
そこで、自らもヨーグルトで食生活を改善し、25kg痩せることに成功したというダイエット外来医師の工藤孝文先生が、肥満予防に役立つヨーグルトの食べ方を教えてくれました。
ダイエットといえば、つらい食事制限をしたり、筋トレといったきつい運動をしなければ、減量を達成できない?といったイメージがあるとおもいます。
食事制限・・・⇒いつもの食事でOK!
筋トレ・・・⇒ジムに通ったりする必要はありません。
あなたがダイエットをしたいと思ったら、いつも食べているヨーグルトを、ただ肥満予防に効果的な食べ方に変えるだけです。
これなら、ダイエットで失敗した方も、続けられそうですね。
肥満予防に効果的なヨーグルトの食べ方!
つらくてきついダイエットではなく、無理なく続けられて減量が期待できる、ヨーグルトの食べ方、方法とはいったいどういうものか?
さっそくみていきましょう!
ヨーグルトは食前に食べて血糖値の上昇を抑える!
ヨーグルトを食事の前に食べることで、血糖値の上昇を抑えられることが、最近の研究で分かってきました。
ご飯のみで、食事の前にサラダを食べた時と、食事の前にヨーグルトを食べた場合の 血糖値の変化を比較をしてみた結果、ヨーグルトを食べた時は血糖値の上昇がゆるやかで、しかも血糖値の下がり方が早くなります。
空腹状態で糖質をとると血糖値が上昇しやすく下がりにくい、結果、肥満や生活習慣病の原因になります。
ヨーグルトは、デザートとして食べるという方も多いかもしれませんが、ダイエットに向いている食べ方は、食前です。
ヨーグルトは腸のゴールデンタイムに合わせ夜に食べる!
ヨーグルトは、朝食で食べるという方がほとんどだと思います。
でも、夜の10時から深夜2時までの時間帯が腸のゴールデンタイムと言われていて、1 日の中でも腸の動きが最も活発になります。
ヨーグルトの乳酸菌は、腸内で善玉菌となり 悪玉菌の増殖を抑えて、腸内フローラを整えてくれます。
眠っている間に善玉菌が活発になることで、腸内環境を整えて太りにくい体質や、便秘の改善効果も期待できます。
夕食の前にヨーグルトを食べて血糖値の上昇を抑え、ゴールデンタイムまでにヨーグルトを腸に届けるのが理想的。
減量に効果的な食べるタイミングは、朝ではなく夜です。
ヨーグルトは吸収を良くするため温めるのが効果的!
ヨーグルトは、冷蔵庫から出してそのまま果物と、またはサラダに混ぜてというように、冷たいまま食するというのがほとんどだと思います。
でも、人肌程度に温めることで、ヨーグルトの乳酸菌やカルシウムの吸収率がアップするということが、分かったそうです。
ヨーグルトの乳酸菌は、40度ぐらいが最も活性化するといわれています。
また、ホットヨーグルトにすることで、腸内を温め血流が良くなります。
代謝を上げて痩せやすい体に改善するおすすめの食べ方は、100~200gのヨーグルトをラップしないまま、500W・約40秒レンジで加熱。
「温めすぎるとヨーグルトが分離してしまうため注意して、温度は40度くらいがベスト。」と工藤先生は話す。
ヨーグルトにおからを混ぜて肥満予防の効果アップ!
サラダにヨーグルトというより相性抜群なかけ合わせは、食物繊維の量が豊富なおからだそうです。
食物繊維は、乳酸菌をはじめとする善玉菌のエサになることで知られています。
善玉菌は食物繊維を分解するときに、短鎖脂肪酸を生成します。
また、短鎖脂肪酸は「瘦せ菌」とも呼ばれているように、脂肪を燃やす効果があるといわれています。
ヨーグルト×おからは、肥満予防にとても効果的で、最強タッグとなります。
「おから×ヨーグルト」の美味しい食べ方を紹介。
材料
おからパウダー2に対し、無糖ヨーグルト8の分量を用意します。
ヨーグルトを40度程度に温め、乳酸菌を活発化させます。
あとは、おからパウダーを混ぜて出来上がりです。
また、食べやすくするためにおススメなのは、ベリー系のジャムをたすといいそうです。
その他、ヨーグルトと相性のよい食物繊維が豊富な食べ物!
その他では、ヨーグルトと一緒に摂るおすすめ食物繊維が豊富な食べ物は、バナナ・キウイ・たまねぎだそうです。
特に、バナナとヨーグルトの組み合わせは、どちらも免疫活性作用が期待でき、花粉症予防やインフルエンザ予防にも役立つことが分かっています。
一見意外なかけ合わせのような玉ねぎは、塩コショウをして、シーザードレッシングのようなイメージで、調味料として使うのがおすすめだそうです。
注意としては、ヨーグルト中心の肥満予防の方法は、食物繊維で血糖値の上昇を抑え腸内環境を整えて、きれいに減量を目指すことです。
そのため継続が大切で、最低2週間から1ヶ月は続けて欲しいとのこと。
まとめ
「肥満予防に効果的なヨーグルトの食べ方」はいかがでしたか?
最後にもう一度、ヨーグルトの食べ方をおさらいしておきましょう!
- 食前に食べて血糖値の上昇を抑える!
- ゴールデンタイムに合わせ夜に食べる!
- 吸収をよくするため温めて食べる!
- おからを混ぜて効果アップ!
- その他、バナナとの相性も抜群!
ヨーグルトを食べて肥満予防するやり方は、きれいに痩せることが期待できる一方、継続がとても大事です。
とはいえ、ダイエットにつきものの、つらい減量やきつい筋トレをしなくても、いつもの食事でヨーグルトの食べ方に気を付けるだけですから、続けることは難しくはないはずです。
美しく痩せるを目指すなら、「肥満予防に効果的なヨーグルトの食べ方」を、まずは始めてみてはどうでしょうか?
出典:https://binohiketu.com/baguette/
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