日本を代表する健康食納豆。
タンパク質・ビタミン・ミネラル・脂質・炭水化物など、健康を維持するのに必要な5大栄養素をはじめ、たった1パックでも様々な栄養素が満載。
7月1日のバケットでは、栄養豊富でダイエットや美肌効果も期待できる、納豆の食べ方を紹介します。
管理栄養士がすすめる健康食・納豆の食べ方
納豆に含まれるナットウキナーゼは、血流を改善し美肌につながります。
さらに、納豆菌や食物繊維は、腸内環境を整える助けになり、ダイエット効果が期待できるそうです。
その効果を高めるにはポイントが・・・・
老舗料亭なだ万で、元商品企画担当の「管理栄養士」小沼明美さんに、ダイエットや美肌に効果が期待できる納豆の食べ方とおすすめレシピを教えてもらいます。
ダイエットをサポートする納豆の主な栄養素
(赤坂ファミリークリニック 伊藤明子院長監修 )
美肌に良いとされる納豆の主な栄養素
納豆は期待できる効果が朝と夜では違う
ダイエットや美肌の効果を期待する時、朝と晩どちらに食べたらいいのか?
実は朝と夜では期待できる効果が違うのでどちらも正解。
ダイエット中なら納豆は朝に食べる
朝に食べる納豆は、良質なタンパク質が日中活動する際に、代謝をアップさせてくれます。
美肌効果を期待するなら納豆は夜に食べる
夜に食べる納豆は、美肌に良いとされていています。
睡眠中肌のダメージは、成長ホルモンが修復しますが、納豆のビタミン B 群がホルモンに働きかけることで、修復力を高めてくれます。
ナットウキナーゼで代謝アップ
納豆のネバネバ成分に含まれる酵素ナットウキナーゼは、血流を改善することで、代謝がアップし脂肪の燃焼を助けてくれます。
つまり代謝が上がることで、体重増加の抑制につながります。
さらに血流が改善すると、美肌効果も期待できるそうです。
ナットウキナーゼを理想的に取れる料理は、 例えばチャーハンではなく納豆そばです。
なぜなら、ナットウキナーゼは酵素の仲間で、熱に弱いという特徴があります。
ナットウキナーゼの効果を期待するには、納豆をあまり加熱せずに食べるのが良いでしょう。
そのため、熱々のご飯に乗せて納豆を食べる場合、なるべく早く食べるようにしたほうがよいようです。
納豆に多く含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌のエサになり腸内環境を改善。
ダイエットは美肌効果のサポートに役立ちます。
食物繊維が多く含まれている納豆は、ひきわりではなく粒納豆です。
粒納豆に多く含まれる食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善することでダイエット効果が高まります。
一方ひきわり納豆は粒納豆と比較して、骨を作るのを助けるビタミンk を多く含みます。
ということで、粒とひきわりでは栄養素も変わってきます。
同じ納豆なのに栄養素が違うのは、製造工程にあります。
粒納豆は大豆を水に浸したあと煮て、そのご納豆菌を混ぜて発酵させるという工程で出来上がります。
一方ひきわり納豆は、大豆をひきわり皮を取り除いて水に浸し、その後にて納豆菌をかけ発酵させる工程で出来上がります。
粒納豆は皮が付いているので食物繊維が多く、ビハダ効果を期待する方に、ひきわり納豆は骨を作るのを助けるビタミン系が多いので、成長期の子供やお年寄りにおすすめだそうです。
納豆を使ったダイエットにおすすめのメニュー
キムチのネバネバ冷奴
キムチの乳酸菌と納豆菌は、腸内で善玉菌として働きます。
さらに納豆に加えて、長芋・オクラ・めかぶのネバネバ成分含まれる食物繊維が善玉菌のエサとなることで、腸内環境が改善されダイエット効果が期待できるといいます。
美肌の効果を高めてくれるおすすめメニュー
アボカド&トマト納豆のチーズオムレツ
卵やチーズに含まれるタンパク質は、肌を作る材料になります。
オムレツが焼きあがったら粗熱を取っておきます。
そこへ味付けた納豆と、角切りにしたアボカドとトマトを混ぜ合わせかけると出来上がりです。
納豆には少ない栄養素、ビタミンCやビタミンE を補い、肌を紫外線から守って、シミやソバカスを防いでくれます。
また、トマトのリコピンはメラニンの生成を抑制し、ベータカロテンは体内でビタミンAに変化して、皮膚の健康を維持してくれます。
まとめ
納豆といえば発酵食品ですが、新型コロナウイルスによる感染爆発が起こった時、 SNS では納豆がウイルスに効果があるといった噂が広がり、一時スーパーなどの市場からみなくなったこともありました。
結局デマだったことが分かり、その後徐々に落ち着いたんですが、納豆が体にいいことはご承知の通りです。
そんな納豆は、ダイエット・美肌効果があるとして再注目されていますから、しっかりと食べ方を覚えたいですね
納豆の食べ方ポイント!
朝食べる納豆はダイエット効果に期待ができる。
夜食べる納豆は八幡効果に期待ができる。
ナットウキナーゼは熱で効果が弱まるので、 なるべく熱は加えない料理が良い。
粒納豆はひきわりより食物繊維が多い。
納豆はいつどのようにして食べるかによっても効果が変わってきますので、期待する食べ方に変えることも大事ですね。
出典:https://binohiketu.com/baguette-2/
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