2020年9月8日「あさイチ」で放送。
”クイズとくもり”あなたの知らない「粘着テープ」の実力!が防災に役立つ。
台風時の窓の粘着テープの貼り方と、おすすめ粘着テープや粘着テープの活用法などを一気に紹介します!
台風時の窓の粘着テープの貼り方&おすすめ粘着テープ
災害リスクアドバイザーの松島康生さんによると、窓ガラスの飛び散りを防ぐには、粘着テープを格子状に貼ったあと、外側を縁取りをするように貼るのがオススメ。

確かに、よく見かけるのは窓の内側に、米印のように貼ってあります。
でも、これだけだと不足で、追加で外側を一周させればいいのね。
また、どんな種類の粘着テープが最もガラスの飛散を抑えられのか、ピッチングマシンを使って実験を行ったところ、プラスチック製の透明な「OPPテープ」が最も効果的であることがわかりました。

剥がすことも考えると、「強力過ぎすでしょ!」ともおもっやうんですが・・・。
ただし、クラフトテープや粘着テープ、養生テープでも、何も貼らないよりは格段に、飛散防止効果が上がります。
粘着テープを格子状に貼った窓ガラスに段ボールを当ててから、外側を縁取りするように粘着テープを貼ると、さらにその効果が高まるといいます。
ちなみに、シャッターや雨戸を閉めておけば、当然ですが窓ガラスに対策をする必要はないです。
災害時に役立つ粘着テープの使い方
粘着テープは、窓ガラス飛散防止以外の災害対策にも、おすすめです
・手で切れる
・粘着力が強い
・文字が書ける
・水にぬれても破れない
などという利点があるので、非常持ち出し袋に入れておくと以外と役立ちます。
例えば、手テープに直接書いて伝言メモとして使ったり、ブルーシートの端を粘着テープでとめて、寝袋がわりにしたりするのにも使えます。
また、ケガをした際に包帯をとめたり、骨折したときの三角巾の代わりにするなど、応急処置にも使えます。
なお、布粘着テープはつぶして芯を抜くとかさばりません。
粘着テープの活用法
その他、粘着テープの活用方法をご紹介します。
かたくて開かない瓶のフタを開ける技
1.フタの回転方向に向かって、布粘着テープをフタ全体の4分の3ほど、巻きつけるように貼ります。
2.手でしっかり握れるくらいにテープを伸ばして切る。
伸ばした部分の粘着面を貼り合わせて、取っ手を作る。
3.取っ手を握って、回転方向に水平に引っ張れば開きます。
※上下に揺らしながら引っ張ると、取っ手の部分が切れてしまうので注意してください。
クラフトテープを手でまっすぐに切る
1.使う長さより少し長めに伸ばし、粘着面どうしがくっつくように内側に向かって三角形に折ります。
2.伸ばしたクラフトテープをテープ本体の縁にあてがって、一気にちぎります。
ウェットティッシュを乾きにくくする
フタの上に養生テープを貼るだけ。
何度も開け閉めしても、ウェットティッシュが乾きにくいため、長もちします。
段ボールの持ち手を破れにくくする
持ち手の部分の内側の上に、持ち手の穴の幅より少し長めに粘着テープを貼ります。
これだけで、破れにくくなります。

いかがでしたか?
あなたの知らない、こんな使い方もあったんだと、初めて気が付いたこともあったのではないでしょうか?
それでは、忘れないうちに防災対策として、予備を備えておきましょう。
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