台風・水害・地震の被災者から学ぶ本当に必要な防災対策!ニュースキャスター

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2020年9月5日「新・情報7daysニュースキャスター」で放送。

災害経験者から学ぶ、本当に必要な防災対策とは?を紹介します。

災害経験者から学ぶ本当に必要な防災対策

 

ねこ
茶目

台風に水害、地震と、日本は自然災害の多い国だからこそ、ちゃんと備えなければいけないと思います。

被災した時に、本当に必要な物って何だかわかりますか?

実は意外と、用意していたのにあまり役に立たなかった。

全然使わなかったということもあるようです。

また逆に、なくて非常に困ったというものがあります 。

そこで今回は、実際に災害遭われた方から学ぶ、本当に必要な防災対策は何か?をご紹介していきます。

手回し充電式より乾電池式の懐中電灯

南房総市に住む渡辺さんが用意していたのは、手回し充電式懐中電灯。

「役に立たないってことはないけれど、せいぜいもって10分 」

「それはもう心細いというより不便ですよ」と話す渡辺さん。

ねこ
茶目

私も手回し充電式をわざわざ買ってよういしえいるんだけど、あまり役にたたないの?

見直さないとね。

その後、電池式の懐中電灯を二つ購入し今は備えているそうです。

そして納戸には、水の入ったポリタンクを大量に準備。

その量はなんと100 L(リットル)だそうです。

 「これ普通に飲めば、50日分ありますよ」とのこと。

「やっぱり食料、最低やっぱり3日分は欲しいですね」と話す。

停電で、冷蔵庫が使えなくなった経験から、常温で長期保存できる食品や食材など、3日分以上備蓄しストックしているそうです。

ねこ
茶目

そういえば、お湯を注ぐカップ麺ですが、非常時にお湯がないといけないけど、カップ焼きそばなら別で、常温の水を麺の上部までそそぎ、30分たったら普通に食べられるそうです。

ぜひお試しと、備蓄としても検討してね。

 

モバイルバッテリーの予備は必須!

南房総市に住む白藤さんは母親と二人で暮らしで、準備万端といいます。

台風被害から1年たった今でも、窓には養生テープが未だに残っています。

「本当にこれ剥がし忘れとかではなく、対策として常にやっておこうかなということで一応貼ってあります」

やはり、白藤さんも停電で困った経験があるということで、こんな準備を・・・

「もう僕が一番つらかったなと本当に思うのが、携帯が使えないことです」

そこで、これだけと見せてくれたのが「モバイルバッテリー4個を購入して、充電して常時あるようにしています。」とのこと。

ねこ
茶目

モバイルバッテリーは、最低1個はやはり必要ですよね。

被災地での連絡確保の手段は重要

2年前北海道胆振東部地震を経験した男性

「私が持って用意しているのは衛星電話です」

地震などによりインフラが被災し、携帯スマホが使えなくなっても衛星を介して通話可能。

「月に1度程度は必ず使えるかどうかを組み立てて、チェックしています」

「防災の日」には、夫婦で組み立てて、奥さんと訓練をしたそうです。

そしてこんな驚きの対策をしてる方も・・・

緊急避難の方法を確保しておく

長野県小谷村在住の佐藤さん

ちょっと変わった緊急避難の方法をしているそうで、一体どんな避難方法なのか?

訓練しているということで、見せてもらいました。

ジップラインで家族と訓練中!

6歳のゆらちゃんが、ジップラインで緊急脱出。

地震などで一階が出火し火災になったとき、2階から逃げられるようにと訓練しているそうです。

父親はただ降りるだけではない。

「訓練ではこれを背負っていて、この状態で降ったりもしています。」

と話し、背負っていたのはリュック。

スタッフが「結構リュックは重い?」と尋ねると、「ちょっと重くて少し後ろに持っていかれるんで、しっかりとつかんでないといけない」と話します。

この防災リュックには、家族3人、4日分の非常食や着替えなどが入っている。

ここまでの対策をすることになった理由は?

「2014年のちょうど6年前の11月に、神城断層地震と言う、かなり大きな地震があって、結構周りの家とか崩壊する家が多かったですよね」

「自分の身は自分で守らないといけないな、なんて思い思うようになりました」

命の危険を感じる地震を経験し 、防災意識が高まったといいます。

家自体を防災対策に

愛知県岡崎市の建築会社、株式会社 BMCが 開発した家の中は一戸建てに見えますが、実はトレーラーハウス。

「後ろから見てもらうとわかりますが、車輪が付いています」

移動が可能なトレーラーハウスなんです。

被災地では、避難所として活用することも想定されているとか。

「災害時とか非常事態の際に、避難所として活用できるね」という声で購入を検討される方が多いそうです。

このトレーラーハウスには、避難所として使用する十分な設備が備わっています。

キッチンにはオーブンもあり、 IH コンロ、一坪タイプのユニットバスがあり、一般の住宅と変わらないものとなっています。

トイレはもちろん最新式、寝室にはちゃんと収納もある。

そして8畳のリビングには、ルームシアターまで・・・。

トレーラーハウスの価格は、1250万円だそうです。

一方 SNS 上で奇抜な水害対策!画期的な洪水対策!として、話題になっている家が、滋賀県高島市ありありました。

1階のない一本柱の2階だけの家

一体どういうことなのか?

近所の人に話を聞いてみると・・

建ってから30年ほどたっているそうです。

「あの形はなぜなんですか?」と尋ねると、「一つは防災の意味があると思うんですけど、安曇川が、もしも恐竜の方で返した場合は、水が浸からんちゅうことで、流される率は少ないですね。」といいます。

近くを流れる安曇川は、以前氾濫したことがあるそうで洪水対策では?とのこと。

 N キャスは、この家を建てた人に話を聞くことができた。

「なぜあんな形にしたんですか?」と尋ねると、「それはまぁ一応、ゲゲゲの鬼太郎の建物を見た時に、こういう建物がいいなと思って設計事務所に頼んだ」とのこと。

「洪水対策みたいな面はあるんですか?」と聞くと、「河川敷で昔、大洪水があったという話を聞いていたもんで、基礎の方も流れないように一応配慮もしました。」とのことです。

遊び心もあったようだが今は異常気象の時代、こんな対策もありなのかもしれない。

まとめ

災害時はやはり、ライフライン(電気・ガス・水道・道路・通信)が途絶えることが多く、いつもの日常とはかなり違う環境になってしまうということを想定しなければいけません。

そして、環境の変化を少しでも緩やかにするために、できることは備えておく方がよいでしょう。

例えば、手回し式充電の懐中もいいけど、電池式懐中電灯、カップ麺より、カップ焼きそば、モバイルバッテリーは予備として必要です。

ただ、後半にご紹介されていた衛生電話は、あればそれに越したことはないけど、ちょっと高い気がします。

また、ジップラインはお年寄りには無理のような気がします。

もう少し方法があってもよいかも・・・。

トレーラーハウスは、それなりの土地を所有していないといけないし、万が一の移動の時は、どうするのか?

それなりの免許が必要でしょうと、心配になります。

最後に、柱一本の家ですが、普通に4本の鉄骨で建築し、1階は駐車場でいい気がしました。

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