2022年4月24日のゲンキの時間では、コレステロールを減らす!
脂質異常症の予防改善の方程式を教えてくれましたので紹介します。
脂質異常症とは?
脂質異常症はLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪のどれか1つが基準から外れている状態で、血液がドロドロになっています。
脂質異常症であっても自覚症状は見られないことが多いです。
しかし、放置しておくと高い確率で血管が詰まる病気の、心筋梗塞や脳梗塞になってしまいますから、注意しなければいけません。
LDLコレステロール
LDLコレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれているコレステロールです。
肝臓で作られたコレステロールを身体中に運び、本来はなくてはならないものです。
しかし、増えすぎるとコレストロールが血管に溜まって、動脈硬化の原因となってしまいます。
HDLコレステロール
HDLコレステロールは、善玉コレステロールと呼ばれています。
身体中の余分なコレステロールを肝臓に戻し、血管内をきれいにしてくれる働きがあります。
総悪玉コレステロール
血液検査の結果で、LDLコレステロールとHDLコレステロールを足しても総コレステロールの値と一緒にならないと思います。
これは隠れたコレステロールで、総コレステロール-LDLコレステロールであらわされるのが、総悪玉コレステロールだからです。
隠れたコレステロールは中性脂肪に潜んでいますから、中性脂肪の数値が高いと高くなる傾向があるのです。
また、総悪玉コレステロールが高いと、血管系の病気になりやすいことが分かっていますのでご注意を。
脂質異常症の原因
脂質異常症の原因の1つは、肉などの油に含まれ、常温で固まる脂は飽和脂肪酸です。
カロリーオーバーに加えて、動物性脂肪を摂取しすぎるとLDLコレステロールが高くなることで、脂質異常症になってしまします。
また、女性は女性ホルモンの働きで血管が守られていますが、閉経後はエストロゲンが少なくなり、LDLコレステロールが高くなる傾向があるので要注意とのこと。
炭水化物やアルコールの過剰摂取で、総悪玉コレステロールが高くなる傾向があることが分かっていますので、こちらも注意しましょう。
脂質異常症の予防改善の方程式
これらご紹介する4つのことが、脂質異常症を改善するポイントとなります。
肉を食べたら次は魚
魚に含まれる油はDHAやEPAは、血中のコレステロールや中性脂肪を減らしてくれます。
肉を食べた次の日は魚を食べるようにし、最初は交互に、徐々に魚を食べる日を増やすのがおすすめだそうです。
副菜は野菜や海藻を摂る
食物繊維が余分なコレステロールや中性脂肪を排出し、小腸での吸収も抑えてくれます。
そしておすすめはベジファースト。
先に野菜を食べるのがおすすめだそうです。
大豆を食生活にちょい足し
大豆には女性ホルモンに似た物質が含まれています。
そのため、食事に摂取することでコレステロールや中性脂肪があがりにくくなります。
サラダに蒸し大豆を足したり、豆腐や豆乳もおすすめだそうです。
週3日のウォーキング
週3日、1日30分(15分×2)のウォーキングなどの運動をするのがおすすめだそう。
HDLコレステロールを増やしてくれる効果が期待できます。
まとめ
①肉を食べたら次は魚
②副菜は野菜か海藻を
③大豆を生活にちょい足し
④週3日のウォーキング
上記の4つが、脂質異常症を改善するポイントです。
中年以上の方、たばこやお酒の嗜好がある方、コレステロールが気になっているという方は、試してみるのも良いと思います。
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