トリセツショー:血管のばし!ストレッチで超簡単血管ケアの方法

血管のばし!健康

2022年4月14日のトリセツショーでは、健康で若々しい体を手に入れる極意は血管を柔らかく保つこと!

ずぼらな人でもできる、血管ケア術「血管のばし」のやり方が放送されましたのでご紹介します。

健康で若々しい血管のヒミツ

南米ボリビアに住むチマネの人々は、脳の老化が70%遅く、心筋梗塞になりにくい丈夫な心臓を持ち、高血圧や高コレステロールに悩む人もほとんどいない、極めて健康な体を持っているそうです。

推定年齢100歳以上の女性も元気そのもの。

なぜ、彼らは健康でいられるのでしょうか?

「血管の柔らかさ」が健康のカギ!

進化医学の専門家、マイケル・ガーヴェン教授の研究によると、ある年代のアメリカ人は51%の人が血管が硬かったのに対し、チマネの人たちではたったの8%

健康のヒミツは、柔らかな血管にあるといいます。

血管を柔らかくする「血管伸ばし!」

硬くなってしまった血管を柔らかくするためにおすすめしたいのが「血管伸ばし」だそう。

血管には筋肉があり、その緊張を解くことで、柔らかく保つことができるそうです。

NO(一酸化窒素)という物質には筋肉の緊張を解く作用がありますが、血流がよくなるとそのNOが出て血管を柔らかく保ってくれます。

太ももやふくらはぎなど、太い血管が通っているところを伸ばすストレッチで、効率よくNOを出す効果が期待できるそうです。

血管伸ばしのやり方!

「血管のばし」のストレッチは全部で5種類です。

朝と夜の2回、両足2回30秒ずつ行ってください。

ひざ裏の血管伸ばし

ひざ裏の血管伸ばし1.片足を前に出して。
2.ひざに両手をそえます。
3.その後、しっかり体重をかけていきます。

足の付け根の血管伸ばし

足の付け根の血管伸ばし1.正座をして両手を前につきます。
2.その後、片足を後ろに伸ばしていきます。

太もも前の血管伸ばし

太もも前の血管伸ばし1.両足を伸ばして座ります。
2.その後、両手を後ろにつきます。
3.片足を後ろに曲げます。

ふくらはぎの血管伸ばし

ふくらはぎの血管伸ばし1.片足を前に出します。
2.ひざに両手をそえます。
3.しっかりと前に体重をかけていきます。

おしりの血管伸ばし

おしりの血管伸ばし1.仰向けに寝ます。
2.片足を抱えます。

血管年齢は見た目の若さに関係がある

血管年齢の若さは、実は見た目の若さにも関わってきます。

番組の検証でも、若く見えるグループよりも、老けて見えるグループは皆さん6歳分血管が固いと言われてしまいました。

ではなぜ、血管がかたいと老けて見えるのでしょうか?

実は、血管が固いとその先にある毛細血管が壊れやすくなるといいます。

・毛細血管が少なくなると、栄養が全身に行き届きにくくなり、シミやシワが増えてしまう。
・脳の毛細血管が壊れると、認知症になりやすくなる。

若々しい見た目でいるためには、毛細血管を減らさず、太い血管を健康に柔らかく保つことが大切です。

自分の血管の固さを知る方法

病気のリスクが高い血管の硬さを知る、自宅で簡単にできる方法を紹介します。

血圧計で自身の血圧を測定した時に、最高血圧と最低血圧が表示されますが、これを引き算します。

例えば、最高血圧120/最低血圧75 の場合、

120-75=45

この場合は45となりますが、この数値が70以上となってしまうと、かなり血管が硬いと考えられます。

血圧の差が大きいのは、血管が硬くなっているサインです。

病気にかかるリスクを知る目安として活用するようにしましょう。

血圧の測定方法にも注意点があり、測る時間やその時の体調によって数値がばらつくことがあります。

家で正しく測るには

・おすすめは朝(排尿後から朝食までの間)
・座って1~2分安静にしてから
・30秒以上おいて2回目を計測する

2回測ることで、より正確な数値を算出することができます。

1回目と2回目の差の平均値を出し、その数値が70以上の人は固くなっているサインです。

まとめ

40代以降になると血管が固くなる=血管年齢が高くなる人がどうしても増えてきます。

血管が固くなると脳梗塞や心筋梗塞など深刻な病の原因となってしまうので、注意が必要です。

つまり、血管を柔らかく保つことが健康のカギとなります。

日ごろから血圧には注意して、「血管伸ばし」のストレッチを心掛けたいですね。

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