2021年5月6日放送の羽鳥慎一モーニングショーでは、今巷で急増しているというマスク頭痛について、その原因と解消法(対策)が放送されましたので紹介します。
マスク頭痛の原因
マスク頭痛の原因は2種類あるそうです。
症状①は、頭部全体や後頭部、首筋などに頭を締め付けられるような痛みがあり、長時間継続。動くと痛みが軽減します。
これは「緊張型頭痛」。
この頭痛が起こる理由①は、マスクのゴムひもを長時間かけ続けることで、こめかみ、あご、首の筋肉がこり、血流が悪くなり、頭痛が起こります。 pic.twitter.com/vGGSEkcAaX— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) May 7, 2021
頭部や首筋に、締め付けられるような痛みが出ます。
②マスク内で自分の吐いた息を吸うことにより、血中の二酸化炭素濃度が上がり、脳の血管を拡してしまうことが原因の「偏頭痛」です。
「片頭痛」の理由です。マスクの中で自分の吐いた息を吸うことで血中の二酸化炭素濃度があがります。二酸化炭素濃度が上がると、酸素を取り込もうとして、脳の血管が膨張し神経を圧迫するため、かなり強い痛みが出ます。 pic.twitter.com/J91kFFSOj7
— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) May 7, 2021
自分が吐いた息を再呼吸すると、呼気中の二酸化炭素濃度は4%で、大気中の二酸化炭素濃度の100倍以上(大気中の二酸化炭素濃度は0.03%)にもなり、大量の二酸化炭素を再呼吸することになり、脳内の50μm以下の微細な血管が拡張することで圧が上昇し、頭痛を起こします。
頭部の片側や目の奥などがズキズキと脈打つように痛くなり、吐き気や下痢など、痛み以外の症状を伴うこともあるそうです。
マスク頭痛の解消法
マスク頭痛の原因は、解説したように2通りありますから、対処法もそれぞれ違ってきます。
緊張型頭痛の解消法
頭痛専門医で東京女子医科大の清水俊彦・客員教授によると、緊張型頭痛の場合は、両肩をゆっくり上げてストンと落とす運動を3回程度やるだけでも筋肉がリラックスするといいます。
「緊張型頭痛」の対処法、まず、両肩を上げて、ストンと落とします。
そして、首の「胸鎖乳突筋」を人差し指と中指の2本で軽く撫でます。
上半身をリラックスさせてほぐす、のが有効です。 pic.twitter.com/iUmk5R1loV— 羽鳥慎一モーニングショー (@morningshow_tv) May 7, 2021
また、ツボ押し(ツボとしては、百会、風池、天柱、完骨、肩井、太陽、頷厭、印堂)もポニーテール頭痛の場合にはとても効果的だそうです。
偏頭痛の解消法
片頭痛の場合は、人のいない場所でマスクを外して3回ほど深呼吸したり、コーヒーや紅茶に少量のブドウ糖(砂糖)を入れたりするのがおすすめという。
なお、一般的な偏頭痛についてはこちらをご覧ください⇓

片頭痛の人は美人が多い?
清水俊彦先生は、『片頭痛持ちの人はおなかが減るとイライラして機嫌が悪くなります』と言うと、斎藤アナは『(おなかがすくと)すごくイライラします。性格かと思っていましたが、そういうことなんですね』と納得したようでした。
ん~、私にも思い当たる節が・・・。
さらに『片頭痛の人は脳の興奮性が高いということで、頭のいい方が多い。医学的な根拠はありませんが、私の経験だと女性は美人が多い』と続けて笑いを誘いました。
あくまでも、個人の感想のようです。
まとめ
玉川徹さんも『頭痛とか全然ないタイプだったのに、毎日のように首の上のところが痛くなるんですよ』とマスク頭痛に悩んでいるようでした。
マスクが日常化している現在、頭痛はあたり前と言えるのかもしれませんが、やはり当事者としてはつらいです。
なるべく人のいないところや屋外にでたら、マスクを外して深呼吸したり、リフレッシュするようにしたいです。
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