NHKおはよう日本!規制緩和で営業再開と第2次補正予算案の内容

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5月28日の7時台のNHKおはよう日本から、▼第2次補正予算案決定!支援の内容は?▼北九州で“第2波警戒”▼視聴者の疑問「紫外線の効果」など、最新のニュースを紹介します。

北九州市”第2波警戒”

昨夜記者会見を行った北九州市は、新たに8人の感染が確認されたことを明らかにし不要不急の外出自粛を呼びかけました。

北九州では先週金曜日まで、23日間連続で感染が確認されていませんでした。

しかし、土曜日に3人の感染が確認されてから、昨日まで5日連続の感染となり、合わせて22人の確認に上っています。

このうち17人は感染経路がわかっていません。

北九州市は、観光名所の小倉城をはじめ、順次再開していた43の市の施設を、今日から臨時休館にします。

国はクラスター対策版を派遣

西村経済再生担当大臣は要請を受けて、福岡県に厚生労働省のクラスター対策班を派遣しました。

リンクの追えない人が多く、どこでつながっているか調べ いる状況。

北九州市の会見では、市内のどこからも感染者が出ている状況で、不要不急の外出は控えてほしいとのこと。

全国で昨日は、東京都の11人など合わせて35人の感染が確認されました。

また合わせて1人の死亡が発表されました。

昨日までに症状が改善して、退院した人などは13973人となっています。

東京タワーの営業再開 

緊急事態宣言の解除を受けて東京など首都圏では営業再開の動きが進んでいます。

東京タワーは一か月半ぶりに今日から営業を再開。

感染防止のため来場者は、高さ150 M の大展望台までおよそ600段のオープンエア外階段で上るようにします。

お年寄りや障害がある人などは、エレベーターを利用できるということです。

神奈川県はすべての業種で緩和要請

昨日から、全ての業種で緩和要請をした神奈川県。

昨夜営業を再開した横浜市のスナックでは、フェイスシールドとマスクをつけて接客しています。 

経営者は、コロナの前には戻らないと思う。それでも感染予防していかないといけない仕事だと思うと話す。

大阪独自のガイドライン

一方、大阪府の休業要請をしているライブハウスや、接待を伴う夜の飲食店を対象とした 、感染予防の独自のガイドライン案が判明しました。 

感染予防の独自のガイドラインの案が判明しました

ライブハウス向けには、室内は原則着とし、ステージと客席の間も一定程度を離すか?アクリル板や透明のカーテンなどで遮蔽することを求めています。

接待を伴う飲食店向けには、テーブルの間をパーテーションで区切り距離も最低1 M 開けることや、会話は控えめにして BGM を聴くことを進めるよう検討することなどが盛り込まれています。

大阪府は、ガイドラインに基づいた対策の徹底を条件に、今日開く対策本部会議で、全ての休業要請を解除する方向で最終調整を進めている。

感染リスクを減らすための、新たな動きも進んでいます。

オンライン診療と薬の調剤。

医師から処方された薬を自宅に配送してもらうサービス。

感染拡大を防ぐため、先月からオンラインでの診療が初診から認められ、薬も電話やオンラインで薬剤師の服薬指導を受けたうえで、配送で受け取れるようになりました。

第2次補正予算案決定!支援の内容は?

感染拡大に対応する今年度の、第2次補正予算案が閣議決定しました。

中でも関心が高いのは、2兆円を超える家賃支援です。

2兆円を超える家賃支援

対象となるのは一定条件で売り上げが減少した事業者の方々。

中堅中小企業は 月の上限が50万円、個人事業主の方は25万円を、賃料の2/3を半年間給付としてます。

申請は原則オンラインで、売上台帳や家賃の契約書などが必要となってきます。

いつから受け取れるのか気になるところですが、これから国会を通しますので、6月下旬から受付を開始、実際に支払われるのは7月以降になると想定されます。

第1次補正予算案の持続化給付金は、中小企業庁が外部に委託するやり方ですが、すでにパンク状態だということです。

今回も、この家賃支援で同じ仕組みを使うということですが、実務を担う人員をしっかりと増強して、迅速な給付をしてもらわないといけません。

また、手続きの簡素化についても対応してもらいたいですね。

介護現場も支援へ

補正案では、介護現場への支援も盛り込まれました。

介護現場については職員への慰労金として、感染者が発生したり利用者が濃厚接触者となって対応にあたった介護施設や事業所では一人20万円。

感染者がいなかった施設や事業所でも、一人5万円が支給されます。

コンサート演劇主催者への支援策

1次補正で決まったコンサート・演劇などの主催者への支援策も始まりました。

対象は、今年2月1日以降に公演を中止したり延期したりした、プロダクションや演劇などの主催者への支援策です。

今後ライブ公演を行い、収録した動画の海外発信を条件に費用を補助します。

出演料・会場代・動画の制作費など費用の半額を補助、上限は5000万円。

政府は、海外へのファンを狙いたいという意図があるみたいですが、 果たして吉と出るのでしょうか?

第2次補正予算案の成立はいつ?

政府は感染拡大に対応するため、一般会計の追加の総額が31兆9114億円となる今年度の第2次補正予算案を昨日閣議決定しました。

今の国会の会期末まで残り3週間となる中与党側は、第2次補正予算案が国会に提出され次第審議を行い、速やかな成立を目指す方針です。

予備費の使途については国会閉会後に質疑を行うことも検討。

これに対し野党側は、補正予算案の成立に協力する一方、東京高等検察庁の黒川前検事長の訓告処分が決まった経緯について、集中審議を求めるなど追求していく考えです。

文部科学省9月入学は困難

9月入学について文部科学省では、現状では導入が難しいという見方が広がっていて、臨時休校中の学習の遅れを取り戻すため、分散登校を実施するといったそれぞれの学校の実情に応じて、時間割の例を示すなどの対応策を検討。

感染拡大に伴う臨時休校の長期化を受けて、政府自民党が対応策の一つとして、9月入学に移行した場合の影響などを検討しています。

こうした自民党の作業チームは昨日の会合で、今年度の導入は見送るべきだとする提言の骨子案を示し、出席した議員からは必要な法改正などを考えると、早期の導入は難しいという意見が相次ぎました。

菅官房長官は、様々な選択肢について慎重に検討していくことになる。

拙速な議論は避けるべきで、文部科学省を中心に検討していくと話す。

文部科学省では、来月上旬にも全国の小中学校や高校に示したいとしている。

新型コロナ 視聴者の疑問

新型コロナウイルスの多くの疑問に答えます。

学校給食の注意点は?

来月から学校給食が始まるところもあり、子供達が配膳する際の感染リスクが心配心配。

どんなところに注意したらいいか?

聖マリアンナ医科大学國島広之教授に、給食の注意点を伺いました。

まず第1に、給食前には全員で石鹸で手洗いをすること。

そして配膳する時は、トングやおたまは当番のみ

当番はマスクを必ず着用すること。

そして給食を食べるときは、窓を開けて距離をとることで、感染リスクを減らすことができる。

紫外線・オゾンガス効果はある?

太陽の紫外線やオゾンガスは、新型コロナ対策に効果があると聞きましたが、本当はどうなのか?

紫外線

特定の波長を高い強度で当てると、ウイルスや細菌などは感染力を失う効果が期待できる。

紫外線(日光)

日光の場合は様々な波長や強度が高くないため、同様のウイルスを壊す効果は期待できないのではないかとされています。

オゾンガス

大学などのグループが実験した結果、高濃度のオゾンガスにさらすと1時間ほどで感染力はなくなった。

実験で使用した濃度は1 ppm から6 ppmと高濃度で、 人がいる場所での使用は有害とされます。

一般に使用されている除菌や消臭などは濃度が高くないと見られ、有効かどうかの確認は今のところ出来ていません。

消費者庁は、予防効果を掲げた商品は根拠があるかメーカーなどに確認することとしています。

宣言解除後も手洗いは必要?

緊急事態宣言が解除されましたが、 手洗いやアルコール消毒は引き続き必要かどうか?

手洗いアルコール消毒は引き続き行なった方が、感染予防対策になります。

緊急事態宣言の解除後、感染拡大が一旦収まっていても、再び流行の恐れがあります。

専門家会議の提言では当分の間、再流行のリスクを抑えるために、距離を確保しマスクを着用、手洗いと手指の消毒を推奨しています。

思ったこと

接待を伴う飲食店向けには、テーブルの間をパーテーションで区切り距離も最低1 M 開けることや、会話は控えめにして BGM を聴くことを進めるよう検討することなどが盛り込まれています。

まさにこれでは、接待や接客の意味がないのではと思ってしまいます。

やはりコロナの影響で、今後の生活様式が今までの常識とは全く違う形に変化していくことは間違いないようです。

補正予算では、家賃支援の申請が原則オンラインですが、小規模事業者の中には苦手な方も多いため 絵に描いた餅になるのではという懸念もあります。

なぜそこに国は目がいかないんでしょうか?不思議です。

 

 

 

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