4月から初めて社会人となる新入社員の入社式ですが、形式通りに進行していきますから、出席さえしていればいいのでしょ?と思っていると、それは大きな間違いです。
入社式のあとは自己紹介という、初対面の上司や諸先輩方を前に、なんとも不慣れな発言をする機会が、度々訪れることは必須と、前もって知っておくことが、まずは肝心です。
そこで私のように、新社会人になるという期待と興奮、自己紹介という何度か直面する事態の不安で、前日はよく眠れず、寝不足でよく覚えていないということがないよう、これさえ知っておけば、緊張も半減するというポイントを紹介します。
初出勤の日から、爽やかに過ごせるよう、一読してみることを、おすすめします。
入社式の自己紹介は何時頃?流れがわかれば緊張も解けてくる!
入社式でいきなり自己紹介をするということはないですが、ではいつ頃、自己紹介をしなければならない機会に遭遇するのか?それさえ知っていれば、緊張はあまりしないはずです。
そこでまずは、入社式当日の流れをお話ししましょう!
入社式の流れ!
- 開式の言葉
- 社長の挨拶
- 新入社員へ辞令交付
- 役員等の挨拶
- 歓迎の言葉
- 新入社員代表の挨拶
- 閉式の言葉
開式の言葉
司会者が入社式の開式を宣言します。
社長の挨拶
企業の代表取締役社長が、入社式の挨拶をします。
業界の内状や、激励する内容の言葉があると思いますが、大企業等の場合、社長にお会いするのは当分この時だけで、何年もお会いする機会がないということもあります。
お顔だけは忘れないようにしたいですね。
新入社員へ辞令交付
新入社員の名前を一名ずつ読みあげられ、辞令が交付されますので、呼ばれたら「はい」と大きな返事をして、社長の前に進み、辞令を受け取りましょう。
役員等の挨拶
主だった代表取締役役員の紹介と、挨拶があります。
おおよそ2名から3名くらいの挨拶で締めくくるのが、一般的です。
歓迎の言葉
先輩社員から新入社員へ向けて、歓迎の言葉が贈られます。
新入社員代表の挨拶
前もって指名された新入社員の中から、代表者としての挨拶になります。
閉式の言葉
司会者が閉式の言葉を宣言して、入社式が閉幕します。
入社式が行われる時間帯は、基本的には午前中で、1時間から2時間程度で、終了と考えてもらっていいでしょう!
尚、入社式での役員等の挨拶と歓迎の言葉は、会社(中小規模)によって、省かれる場合もあります。
オリエンテーション
さて入社式も終わって、一安心といったところでしょうか?
しかしまだ、肝心の自己紹介がまだです。
この後、新しい環境などに順応するための説明など、一般的にいうオリエンテーションとなります。
社会保険の手続きや、交通費の請求、給与振込の銀行口座開設(会社の取引関係)などの事務手続き、社則の説明や会社の施設、各部署の紹介、あいさつ回り、生産工場などがある場合は、見学なども含みます。
また辞令が交付された部署では、研修などにも参加することがあります。
そして初めてここで、各自の自己紹介が待っています。
つまりあなたの本当の出番は入社式の後、オリエンテーションが始まってからということになります。
入社式での自己紹介の例!押さえるべき5つのポイントとは?
いよいよ自己紹介という緊張する場面です。
でも「例」さえしっかりと、頭に入っていれば、それほど難題なことでもなく、長々と話すことではないですから、むしろその瞬間はあっと言う間だった。
で終わるはずです。
基本的な自己紹介
- 氏名
- 配属先
- 専攻や専門分野
- 出身地
- 出身校
- 趣味・特技
- 抱負
- 締の言葉
などを順序立てて、紹介していきます。
自己紹介の例
バレーボールが大好きで、学生時代はバレーボール部に所属していましたが、ご覧のように身長が、平均以下のためレギュラーには、最後までなれませんでした。
その為、マネージャーのような役割を担当する機会もあり、細かい事にも、気付けるようになりました。
○○というお得意様担当部署ということで、早く一人前の営業ができるように、諸先輩方のご指導、一言一句を胸に刻みながら、日々精進してまいります。
どうぞよろしくお願いします。
自己紹介で、特に抑えておきたいポイントは、[氏名」「配属先」「専攻・専門分野」「抱負」「締の言葉」の5つです。
また名前(名字)を知っていただくため、人柄を感じて貰うためには、あなたの性格または、身体的特徴などあれば、お話するといいでしょう!
最後は、「よろしくお願いします。」などの言葉で締めくくります。
「抱負」に関しては、さらに詳しく下記でご紹介致します。
入社式で話す抱負とは?目標とは違う勘違いしやすい点に注意!
抱負は、目標とセットで話すと伝わりやすいです。
上の例で言うと、一人前の営業ができるようになる。が目標で、諸先輩方のご指導、一言一句を胸に刻みながら、日々精進してまいります。
というのが抱負となります。
抱負は「目標を達成するために、どんな意気込みでがんばるのか?」をいいます。
目標と抱負を混同して、自己紹介しないように注意しましょう!
まとめ
- 入社式の自己紹介は、式終了後のオリエンテーションから始まる。
- 自己紹介で押さえたいポイントは、
[氏名」「配属先」「専攻・専門分野」「抱負」「締の言葉」の5つ - 自己紹介の抱負とは、
「目標を達成するために、どんな意気込みでがんばるのか?」を話す。
最後に
入社初日は、心が浮きだってしまって、忘れ物が多くなりがちです。
髪型のセットから、着ていくスーツや持っていくカバン、身につけて置きたいハンカチやティッシュの他に、女性の方であれば、替えのストッキングや化粧道具など、社会人の身だしなみとして、必要なものは前もって用意しておきましょう!
事前に準備するものは、会社から連絡が来ているかもしれませんが、特に、「印鑑」や「免許証」なども、急に必要となる場合がありますので、忘れないようにしてください。
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