2021年5月9日放送の「日曜日の初耳学」に、落合陽一さんが出演。
高齢化・人口減時代の生き方について、”ガッツはレッドオーシャン”
これからは、“ブルーオーシャン”を開拓していくことだと語ってくれましたので、その真意を紹介します。
ガッツはレッドオーシャン
高齢化と人口減少が止まらない「日本の将来」に、林先生が『今の日本の若者に対してどう思います?』と話を向けると、落合さんは『“若い”っていうことにあまり意味がないと思っていて』と切り出した。
『日本の平均年齢は47.7歳(2018年)だから、47歳でもまだ若者です。
平均寿命を考えると昔の27歳ぐらいなんじゃないですか、残りの人生の時間は。(高齢化は)守りに入らず90歳まで頑張って働いてくださいっていうメッセージでもある』と、少子高齢化への自分の考え方を明かした。
そんな落合が著書で語っている、”ガッツはレッドオーシャン”
“レッドオーシャン”とは敵が多く競争が激しい市場のことで、反対に、競争が少ない未開拓の市場は“ブルーオーシャン”と呼ばれてます。
新入社員の面接の場に同席していた落合は、スタッフと採用希望者の「お前、何ができるの?」「ガッツあります!」「ガッツがあるっていう人はいっぱいいるんだよ」というやり取りを聞いていて「ガッツを持っている人はいっぱいいる…つまり、『ガッツあります』というアピールはすごくレッドオーシャン(競争が激しい市場)だ」と気付いたといいます。
これからはブルーオーシャン
ガッツはレッドオーシャン。
これからは「ガッツで勝負しても絶対勝てません。
根性があるのは前提で、それ以外のところでバリュー(価値)を出さないと」という落合に、林先生も「それは本当に若者に伝えたい」と納得したようでした。
では、ガッツ以外で自分の価値をどうやって見出せばいいのか?
落合がいうには、自分の得意なものを全部やってみること。
そして、得意なことを掛け合わせてライバルの少ない“ブルーオーシャン”を開拓していくことだと話す。
『今ってプロフェッショナルでもアマチュアでも生きていける。
昔はプロは専業でなきゃいけなかったのが、二刀流、三刀流、四刀流が可能なわけで』と語る。
自身も研究者と教育者、CEO、メディアアーティストの四刀流をこなす中で『四刀流ぐらいまでやると自分が好きな仕事だけをやって生きていける』という思いに行きついた。
たとえば歌手として月にサラリーマンの給料の半分を、そして料理人として4分の3を稼げれば、月収はサラリーマンよりも多くなる。
『得意なことがいくつかあると思ったら、それをやってみればよくて。
それだけでは食っていけないものも二つ合わせたら食えちゃった、みたいな。
それで暮らせる人はいっぱいいます。そういう人は増えていますよね』と、これからの生き方について語ってくれました。
レッドオーシャン&ブルーオーシャンの意味
落合陽一さんがいう、レッドオーシャンとブルーオーシャンとは?もう少し意味をかみ砕いてみました。
レッドオーシャン
レッドオーシャンとは、競合だらけで需要に対し供給が過多の状態です。
開拓尽くされて足の踏み場もなく、海で例えると、漁場に漁船だらけで良場がないということです。
ブルーオーシャン
レッドオーシャンとは反対に競合が少なく、需要があるのに供給が足りていない、未開拓の市場のことを、“ブルーオーシャン”と呼びます。
海で例えると、豊かな漁場ではあるけど漁船が来ていない場所ということです。
まとめ
落合陽一さんが、現在とこれからの生き方を語ってくれた、”ガッツはレッドオーシャン”と、これからはブルーオーシャン。
実は、アフィリエイトという業界では、この”レッドオーシャン”と、”ブルーオーシャン”は、例えとしてよく使われています。
相当な実力があるか?または大手(資本がたっぷりある)でなければ、まして個人であれば、レッドオーシャンでの勝負に勝ち目はなく、狙うべき(開拓市場)は、ブルーオーシャンだど。
これからは、自分の得意とするものを突き詰める勉強も、大事になってくるのではないでしょうか?
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