新玉ねぎの見分け方と保存方法&血液サラサラ効果!

新玉ねぎ料理

2021年3月16日の”あさイチ”では、甘くておいしい新玉ねぎについて放送されました。

そこで、新玉ねぎの見分け方と保存方法、血液サラサラ効果について紹介します。

新玉ねぎの見分け方!

新玉ねぎの見分け方は、おしりがぷっくりしてきているものは芽が出るサインですから、おしりが平らなものを選ぶことです。

また、傷みやすいのでカビなどが付着していないか、キズなどの箇所がないかをチェックしてください。

1年中出回る通年のたまねぎに比べ、新たまねぎは辛みが少なくみずみずしいのが特徴で、生でオニオンスライスなどにして食べたり、さっと加熱して食べたりするのがおすすめです。

新玉ねぎの保存方法!

新たまねぎはポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室にいれて保存するのがおすすめです。

ちなみに、通常たまねぎの保存方法は、夏場は傷みやすいので新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室へいれ、その他の季節は洗濯カゴやネットに入れ、風通しの良い冷暗所につるしておけば3~4カ月ほどもつそうです。

玉ねぎの血液サラサラ効果!

玉ねぎの血液サラサラ成分は水溶性ですから、水にさらしてしまうと溶けだしてしまいますのでNG行為!

そして、たまねぎに含まれている含硫アミノ酸は、切ると酵素と反応して、辛み成分に変わります。

しかし、これを常温で置いておくと、セパエン類やトリスルフィドという辛みのない別の成分に変わります。

このセパエン類やトリスルフィドには、血小板が凝集することを抑制する“血液サラサラ”効果があるそうです。

血液サラサラ成分を効率よく摂取する方法!

辛みを抑えて甘みを引き立たせ、血液サラサラ成分を効率よく摂取するためには、切ったたまねぎにラップをして15~30分常温で置いておき、それから電子レンジで温めるとよいそうです。

新たまねぎ2分の1個の場合は500ワットで20秒、1個の場合は500ワットで40秒が目安です。

新玉ねぎと通年のたまねぎの違い!

 新たまねぎ通年たまねぎ
品種早生わせ種(黄たまねぎ・白たまねぎ)晩生おくて種(黄たまねぎ)
収穫1~4月
すぐ出荷
8~9月(北海道産)
1か月以上乾燥
特徴辛みが少ない
みずみずしい
やわらかい
辛みが強い
保存がきく
オススメ調理生食
さっと加熱
じっくり加熱
煮込み料理

新たまねぎと通年出回るたまねぎは品種が異なります。

新たまねぎには主に「黄たまねぎ」と「白たまねぎ」がありますが、どちらも早生(わせ)種です。

一方、通年たまねぎはほぼ「黄たまねぎ」ですが、晩生(おくて)種です。同じ「黄たまねぎ」でも、通年たまねぎのほうが長い時間、日に当たらないと育たない品種です。

また、新たまねぎはほとんどが本州・九州産で、収穫時期は1~4月。

収穫後すぐに出荷されます。

一方、通年たまねぎの収穫時期は、本州・九州産が4~5月、北海道産が8~9月。

1か月以上乾燥させてから出荷されます。

新たまねぎは、辛みが少ない・みずみずしい・やわらかいといった特徴があり、オニオンスライスなど生やさっと加熱して食べるのがおすすめです。

一方、通年たまねぎは、辛みが強い・保存がきくといった特徴があり、よく加熱することで、新たまねぎ以上の甘みやコクが出ます。

そのため、カレーやシチュー・肉じゃがなど、じっくりと加熱する煮込み料理などに適しているそうです。

まとめ

・新玉ねぎの見分け方は、おしりが平らなものを選ぶこと。

・保存する際はポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室にいれるのがおすすめ。

・血液サラサラ成分を効率よく摂取するには、切ったたまねぎにラップをして15~30分常温で置いておき、その後電子レンジで温める。

新たまねぎは辛みが少なくみずみずしい、やわらかいといった特徴があり、オニオンスライスなど生やさっと加熱して食べるのがおすすめです。

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