2020年9月7日(月) 「あさイチ」で放送。
「長野の絶景・絶品SP 感動の温泉・果物・星空を体感!」から、北アルプスの山奥に湧く絶景温泉をご紹介します。
その道のプロが教える「いま長野のこれがスゴイ!」
長野県のスゴイところを、その道のプロが教えてくれるということで、期待しちゃいますよね。
長野県は宇宙に一番近い県行ってもいいんじゃないか?ということで、今日の主役は3000 M 級の山々が連なる長野県です。
お家にいながら長野の絶景・絶品をシェアします。
長野放送局の川口由梨香さんがリモートで紹介してくれました。
北アルプスの山奥に湧く絶景温泉
北アルプスの山中、標高1500 M の絶景温泉
歩いて4時間という秘湯中の秘湯
温泉に誘ってくれるのは、山岳ガイドの矢口拓さん。
この一帯を知り尽くしたエキスパート
「北アルプスに抱かれた湯俣温泉は歩いてしか行けませんが、苦労して行くだけの価値がある秘湯です。」
「絶景と野趣あふれる温泉に案内します」
と、話してくれました。
出発点はトンネルですが、トンネルから先はマイカー禁止。
その先険しい山道が始まると思いきや、行けども行けども出口が見えない長いトンネル。
トンネルの中を歩いて15分。
その先も大小いくつかのトンネルを潜っては抜け1時間。
一気に山の懐深くに入り込んでいきます。
ようやくトンネルが終わり、その先にスカッとした景色が広がっていると思いきや、現れたのは行く手を阻む巨大な石の壁。
この巨大な石の壁は、実はダムでした。
およそ40年前に作られた高瀬ダムは、川底の石を積み上げて作ったダムで壁の高さ176m。
黒部ダムに次ぐ全国2位の高さです。
ブラタモリでも訪れなかった秘境のダムは、タント鮮やかなエメラルドグリーン。
上流の硫黄岳から硫黄と花崗岩が混ざり 、独特のエメラルドグリーン色を作っていると言われています。
秋になると山は一面に紅葉し、水の色とのコントラストがとても鮮やかな絶景になるんです。
ダム沿いを歩くこと1時間、道はだんだん細くなり鬱蒼とした森を抜け、その後も何度か川を横切って、スタートから4時間。
ようやく温泉にたどり着きました。
湯俣温泉 晴嵐荘の場所(住所)
山に囲まれた温泉宿は、まさにポツンと一軒宿。
お湯は硫黄泉でまろやか、しかし、今日はさらに奥の源泉が湧く、地獄を目指したいと思います。
ということで 、この近くに絶景とともに楽しめる露天風呂があるといいます。
細い吊り橋を渡り、崖を降りた所にあるのが矢口さんのイチオシ。
北アルプスの絶景温泉
湯俣温泉の源泉が湧く地獄です。
標高およそ1500 M、 断崖を流れる冷たい澤から湯気が立っているのがわかります。
風船は川の至る所から湧いているため、自然の露天風呂がいくつもあるんです。
「湯加減もちょうど良く暖かくて気持ちいいです。」
「この美しい景色の中で入る温泉は最高です」
硫黄の香り漂う温泉と、山の源流から流れ込む冷たい沢の水で作られた自分だけの湯船。
簡単には行けませんが、 そんな特等席の目の前に迫る、ここまで歩いたからこそわかるワイルドな光景です。

長野県は、水がきれいで有名だったりしますよね。
一度、峠にある茶屋で蕎麦を食べたんですが、とっても美味しかったことを、今でもわすれません。
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