2021年12月13日放送の「あさイチ」では、「生活習慣病のリスク軽減と冬こそ代謝アップ大作戦!」として、運動嫌いの方におススメの「ゾンビ体操」が紹介されました。
教えてくれたのは、 池谷医院の院長、池谷敏郎先生です。
ゾンビ体操のやり方
1.背中が丸くならないよう姿勢をよくして立ちます。
2.おヘソに力を入れて他は脱力します。
3.肩を大げさに”いやいや”するように動かしながら、その場でゆっくりとジョギングをします。
ゾンビ体操1分→足踏み30秒→ゾンビ体操1分→足踏み30秒→ゾンビ体操1分を繰り返す。(1日2回行います)
ゾンビ体操の動画
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日常の中でおすすめな取り入れ方
筋肉をむだに動かすのがゾンビ体操のポイントで、日常生活の中で取り入れるのがおすすめだそうです。
例えば
・のどが渇いたときは、いやいや~とゾンビ体操をしながら冷蔵庫に飲み物を取りに行きます。
・ごみなどを捨てるときもゾンビになりながら、あらかじめ遠くに置いたごみ箱まで移動してポイ捨て!
・テレビを見ているときもただ座って見るのではなく、背筋を伸ばして上半身だけゾンビ体操をすることで、効果が期待できるそうです。
・トイレに移動するときにゾンビ体操をしながらスロージョギング。
便座に座るときにはゆっくり座ってスロースクワット。
用を足したら、もう一度ゆっくりスロースクワットで立ち上がり、またゾンビ体操をしながら自分の居場所まで戻っていきます。
ゾンビ体操を考案した理由
内科の専門医で、生活習慣病の治療に取り組む池谷敏郎先生は、診察した患者さんに「ウォーキングしてください」と言うと「わかりました」というそうですが、1か月後にその患者さんが来て尋ねると、「寒いからだきなかった」「やる時間がなかった」などの言い訳が始まるそうです。
そこで、言い訳ができないような運動はないか?と考案したどり着いたのがゾンビ体操だそうです。
池谷先生によると、ゾンビ体操のやり方を指導したところ、およそ8割の人が実行してくれているそうです。
池谷敏郎先生のプロフィール
院長 池谷 敏郎 (いけたに としろう)
- 池谷医院 院長
- 医学博士 東京医科大学客員講師、総合内科専門医、循環器専門医
- 1962年、東京都生まれ。1988年、東京医科大学医学部卒業後、同大学病院第二内科に入局。
- 1997年、池谷医院理事長兼院長に就任。
臨床の現場に立つ傍ら、内科、循環器科のエキスパートとして、
『世界一受けたい授業』(日本テレビ)、『深層ニュース』(BS日テレ)、『林修の今でしょ!講座』、『モーニングショー』(テレビ朝日)、『金スマ』(TBS)などのテレビ番組をはじめ、
ラジオ番組にも出演、また、雑誌、新聞への寄稿、講演を行うなど多方面で活躍中。
わかりやすく歯切れのよい医学解説が好評を博す。
著書に『ここ10年でこれだけ変わった!最新医学常識99』(祥伝社)、
『血管を強くして突然死を防ぐ!』(すばる舎)、
『「血管を鍛える」と超健康になる!』(三笠書房)、
『血管・骨・筋肉を強くする! ゾンビ体操』(アスコム)、
『人は血管から老化する』(青春出版)、『ダイエットの新習慣』(朝日出版社)など多数。
引用:http://www.iketaniiin.com/doctor.html
まとめ
寒い時期は、外出がおっくうになり、どうしても運動不足になってしまいます。
そんな時は、うちの中でいつでもできるゾンビ体操はおススメですね。
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